ここ最近、本当にAIの進化がすごいですね。毎週のように新しい機能が出てきて、ニュースを見ていると「AIがここまでできるの?」と思うことも増えました。私自身、仕事でも毎日のようにAIを使っています。

そんな中、WEB集客の世界でも少しずつ変化が起きています。今回のテーマは、最近よく聞くようになった「AIO」「LLMO」についてです。難しそうな名前ですが、考え方自体はそこまで難しくありません。

AIO・LLMOって何?

例えば、宜野湾市で美容室を探しているとします。

Googleで「美容室 宜野湾市」と検索してお店を探す。これは、これまでよく聞くSEO対策の世界です。

Googleマップで「美容室 宜野湾市」と検索してお店を探す。こちらはMEO対策です。

では、「宜野湾市でおすすめの美容室を教えて」とChatGPTやGeminiなどのAIに聞いた場合はどうでしょうか。AIがいくつかのお店を調べ、その中からおすすめを回答してくれます。

このときに、自分のお店や会社をAIの回答の中で見つけてもらいやすくするための対策をAIOやLLMOと呼びます。呼び方や細かい定義はいろいろありますが、この記事では分かりやすくまとめて「AI対策」と呼びます。

実際に「AIから来ました」という問い合わせが増えています

これ、まだ少し先の話に感じる方もいるかもしれません。でも弊社でも既に変化を感じています。

お問い合わせをいただいた方に「何を見て弊社を知りましたか?」と聞くと、「AIにおすすめされました」と言われるケースが出てきました。

以前であれば「Googleで検索しました」「マップで見つけました」という方がほとんどでした。ところが最近は、Googleで探す前にChatGPTやGeminiなどに相談して、そこで紹介された会社を調べる。そんな人が少しずつ増えています。

体感では、お問い合わせ全体の2割ほどがAI経由になってきています。

Google検索でも「AIによる概要」が表示されるようになり、検索の仕方そのものが変わってきています。これまでは検索順位を上げることがWEB集客の中心でした。これからはそこに、AIに情報を正しく理解してもらい、回答の候補に入れてもらうことも加わってくると考えています。

じゃあ、AI対策って何をするの?

「AI対策」と聞くと、何か特別なシステムを導入するようなイメージがあるかもしれません。でも実際にやることは、意外と地味です。

例えば、会社が何をしているのか。どの地域でサービスを提供しているのか。料金はいくらなのか。どんな人に向いているサービスなのか。よくある質問に対して、どんな回答を持っているのか。こういった情報を、AIが理解しやすい形でWEBサイトに整理していきます。

つまり、人間にも分かりやすく、AIにも分かりやすいサイトを作るということです。WINXCYでも、自社サイトを使って実際にいろいろ試しています。

WINXCYで実際にやっているAI対策

ここからは、実際にWINXCYで行った施策をいくつか紹介します。

1.料金に関する情報を具体的に増やした

AIにサービスについて質問する人の中には、「ホームページ制作はいくらくらい?」「沖縄で依頼すると相場はいくら?」といった料金に関する質問をする人も多いです。そこで、自社サイト内に費用相場や価格帯などの情報を追加しました。

ただ文章を追加するだけではなく、「これは質問」「これはその回答」と検索エンジンやAIにも理解しやすい形で情報を整理しています。人間が読むページの裏側でも、このページには何が書かれているのかを機械に伝えるようなイメージです。

2.サイト内のリンクを具体的な言葉に変更した

以前のWINXCYサイトでは、「ホームページ制作」というリンク表記が多くありました。これを、「沖縄のホームページ制作」という表記に統一しました。全部で14箇所ほど修正しています。

かなり地味ですよね。でもこういう細かな情報も、「このページは沖縄のホームページ制作について書いてある」とGoogleやAIが理解する材料になります。

3.更新したページの日付情報を整理した

WEBサイトには、「このページはいつ更新されたのか」を検索エンジンに伝える仕組みがあります。内容を更新したページについては、その情報も合わせて整理しています。

AIに限った話ではありませんが、古い情報なのか、新しい情報なのか。これもWEB上の情報を判断するうえでは重要です。

4.AIが読みに来るときの案内も用意した

人がサイトを見て回るのとは別に、ChatGPTなどのAIが情報を集めてくる入り口(クローラー)があります。これをrobots.txtというファイルで明示的に許可しました。

さらに、会社概要や事業内容をAIが読み取りやすい形でまとめた専用ファイル(llms.txt)も設置しています。人向けのサイトとは別に、AI向けの案内板を作ったようなイメージです。

5.会社の基本情報を機械にも伝わる形で整理した

会社名・住所・電話番号・提供しているサービスといった基本情報を、構造化データという形式でも用意しています。人が見るページの見た目とは別に、裏側で「この会社は何をしている会社か」を機械にも正確に伝える仕組みです。

6.ニュース記事にも同じ仕組みを入れた

お知らせやニュース記事のページにも、いつ・どこが発行した情報なのかを機械が読み取れる形で情報を付けています。ブログ記事だけでなく、サイト内の情報全体をAIが理解しやすい状態にそろえていく、という考え方です。

AI対策は、一度やれば終わりではありません

ここまでいろいろ試してきて感じるのは、AI対策もSEOとかなり似ているということです。何か1つ設定したら突然AIから大量に問い合わせが来る、そんなものではありません。

情報を増やす。サイトを整理する。反応を見る。また改善する。この繰り返しです。

実際、WINXCYでも「このページはAIに拾われやすそうだな」「この情報はもっと具体的にした方がいいな」と確認しながら改善を続けています。派手さはありません。でも、こういう積み重ねが数ヶ月後、1年後に差になってくると思っています。

SEOだけではなく「AIに選ばれるサイト」へ

もちろん、SEOやMEOが不要になるわけではありません。Google検索を使う人もいます。Googleマップで探す人もいます。そしてこれからは、AIに相談してから会社やお店を探す人も増えていく。つまり、WEB集客の入口が1つ増えたということです。

だからWINXCYでは、SEOだけ・MEOだけ・AI対策だけと分けて考えるのではなく、「お客様がどこから探しても見つけてもらえる状態」を作っていくことが大事だと考えています。

WINXCYではAI対策も含めてWEBサイトを改善しています

WINXCYでは、こうしたSEO・MEO・AI対策を含めて、WEBサイトを継続的に改善するWEB顧問サービスも行っています。月額5万円〜。今あるWEBサイトをそのまま改善することもできますし、必要であればサイト自体を作り直すところから対応できます。

「自社サイトってAIにちゃんと理解されているのかな?」「SEOはやっているけど、これから何をすればいいか分からない」そんな方はお気軽にご相談ください。

AI検索が当たり前になってから慌てて始めるより、今のうちから少しずつ整えておく。WINXCY自身も、自社サイトで試しながら引き続き検証していきます。